- 説得力のある文章を書きたいけどコツが分からない
- 「記事の型」を学んで執筆の時間をもっと短縮したい
- 形式だけでなく、具体例まで分かりやすく解説してほしい

お饅頭くださいな・・・



お、おいくつですか!?(ちょっと緊張気味)



あらぁ♪いくつに思われますか。



・・いくつでしょうか・・ね・・?(汗)



75なんです。



わ、わかりました!えーっと・・お饅頭75個で9,720円になりますっ



いや・・。そうじゃなくて



あれ??僕、計算間違いしてましたか!申し訳ございませんっ(汗汗)



・・・。


地元の老舗の和菓子屋さんに行ったときにこの会話を目の前で聞いた時は、もう可笑しくて可笑しくて、笑いを堪えるのに必死でした・・。
(あ~、今思い出しても笑えます♪)
ああいう昔ながらの老舗で働いているバイト君って、なぜかこっちがほっこりするぐらいマジメで、素朴で、ちょっとだけ不器用な子が多いと感じるのは僕だけでしょうか。
「古き良き店内空間」と「実直なバイト君」
互いの雰囲気はとてもマッチしているので居心地が良いです。
この関係性は、ある意味「型にハマっている」と言えるのかもしれません。
これは記事にも言えます。
「型にハマっている」記事は、読み心地が良いです。
ゆえに、読者満足度も高いのでグーグルにも評価されます。
そして、記事の型にはいくつかレパートリーがあります。
それを踏まえておけば、おおよそどんなジャンルでも当てはめることができます。
毎回の記事作成にかかる時間も短縮できるので、忙しい起業家さんにとって「記事の型」はぜひ知っておくべきです。
そこで、今回は「説得力のあるブログ記事の書き方と例文を紹介【人狼編】」についてお伝えしたいと思います。
それではいってみましょう!
説得力のあるブログ記事の書き方と例文を紹介【人狼編】


なるべく説得力のある記事を書きたいですよね?
なぜなら説得力のある記事が書けると、自身の「ブランド力」は上がり、見込み客の信用度は増すからです。
それなら「記事の型」を学べばOKです。
たとえば、これは最もよく使われる「説得力が出る」記事の型です。
この構成で記事を書くと、あなたの文章に説得力が生まれます。
1.結論/主張を書く
2.理由/根拠を書く
3.具体例を書く
4.想定しうる反論への理解を示す
5.再び結論/主張を書く
とは言っても、これだけは全く分からないと思いますので、具体例を1つ出します。
具体例を解説する前に「人狼ゲーム」とは何?
例題は何でも良いのですが、たとえば、僕が以前ハマっていた「人狼ゲーム」を紹介する記事を書くとします。
ここで、この記事を読んで頂いている読者様の中には「人狼ゲーム」について知らない方もおられるかもしれませんので、簡単にどんなゲームなのかご紹介します。


究極の心理戦!「人狼ゲーム」
説明しようっっ (*´Д`*)ノ
人狼ゲームとは、人狼を見つけるゲームであり、プレイヤーのそれぞれが村人と村人に化けた人狼となり、自身の正体を隠し欺いたりしながら他のプレイヤーと交渉して相手の正体を探るゲームのことであ~るっ!!!
ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼容疑者1名の処刑が、夜には人狼による村人の襲撃が行われるのだ~!
つまり、実際の光景をリアルに想像したらとってもグロいゲームなのであ~るっっ!!!!(めっちゃ面白いから一回やってみて下さい♪)


「説得力が出る」記事の型を参考に【骨格】を考える


「人狼ゲーム」の紹介記事を、さきほどの「説得力が出る」記事の型に当てはめると、こんな感じの流れになります。(一例として書きますね)
- 1.結論/主張を書く
-
人狼は面白いゲームです
- 2.理由/根拠を書く
-
なぜなら、心理戦ゲームでスリルがあるから〜〜
- 3.具体例を書く
-
実際、会社採用面接の集団討論のときでも〜〜
- 4.想定しうる反論への理解を示す
-
たしかに所詮ゲームかもしれません。ですが〜〜
- 5.再び結論/主張を書く
-
以上のことから、人狼ゲームはやはり面白いゲームです。
【骨格】の補足説明
僕がこの「説得力が出る」記事の型にそって記事を書くのなら、まずは最大限に「人狼ゲーム」の魅力を読者様にお伝えしたいので、冒頭では
「人狼って面白い!!」
っていう個人的な「結論/主張」をぶちまけると思います。(「感情的価値」を全面に押し出します)
で、そこからはそのままのテンションで、この人狼ゲームの魅力である「心理戦」についてつらつらと「理由/根拠」を述べていくと思います。
(これは面白さを知って欲しくてリアルに友人に熱く語っていく感じですね!)
ただ、「結論/主張」や「理由/根拠」を主観的に述べるだけでは説得力は生まれません。
そこで「人狼ゲーム」をしたことのない読み手でも興味を抱いてもらえるように、少し客観的な視点で「具体例」と「反論への理解」を展開します。
(これは一旦現実の日常生活に読み手を引き戻す感じですね。読み手にとっての「非日常」と「日常」を自在に誘導できる書き手はかなり上級者だと思います(ここ重要です))
「具体例」としては、人狼ゲームの「心理戦」を会社の採用面接で行われる集団討論の「心理戦」と紐づけられそうなので、例にあげました。
そして最後は再び「結論/主張」を述べて終わりです。
上記の「説得力が出る」記事の型どおりに記事を書くならば、たとえばこんな感じです。(深くは練っていないのであしからず)
最初から全部書くと長いので、「3.具体例を書く」から書いてみます。
「説得力が出る」記事の型で記事を書いてみる【実例】
ところで、あなたは会社の採用面接で行われる「集団討論」に参加したことはありますか?(僕は参加したことあります)
もちろん、受験者たちは会社に採用されたくて、何とか自分をアピールしたいと思う場面ですよね。
なので、その場では「人間の心理」が自然とドロッと出てきます。
たとえば、



「あの彼は頭が良く機転が利きそうだから、なんとなくこの人の意見側についた方が有利なのでは・・・」



「試験官のお眼鏡にかなうためには、ここで一発奇をてらった発言ができないか??うまくいけば印象に残り採用されるかも・・・」
など、それぞれの受験者の思惑が言動や表情や仕草に現れます。
これは、「人狼ゲーム」でもまさにそうで、やはり集団の中でも頭が良く機転の利く人はゲーム展開の中で主導権を握ることが多く、そんな人に周りはすごく影響されます。
(たまにゲームに参加する弁護士の友人はめちゃくちゃ強いです)
また、ゲーム展開を活性化させたいとか、自分の存在をもっとアピールしたいと思い、一発奇をてらった発言をする人も出てきます。
(何を隠そう僕もこのタイプでして、けっこうな確率で墓穴を掘り自爆します汗)
「人狼ゲーム」では、時に、相手の言葉の行間や裏を推理しなくちゃいけませんし、
誰かの発言に対して、その瞬間の周りの参加者の表情や仕草の変化にも気を配らないといけません。
【人狼】あるいは【人狼を守る役(裏切り者)】になれば、いかにお互いが協力し周りを騙すかがカギとなりますし、
逆に、【人狼を探す役(市民や霊媒師など)】になれば人狼が誰なのかを暴くために、これもまた協力者を見つけていかなくちゃいけません。
(直接的には自分の立場を言えないので(言っても信じてもらえる保証もないので)、お互い推理の下での協力体制となります)
それが、ゲームの経験値を積んでいくと、不思議と次第に相手の心理が推測でき、役柄が少し予想できるようになるんです。
そんな自分の成長に気付くと、もう病みつきです。


たしかに「人狼ゲーム」は所詮ゲームかもしれません。
所詮ゲームかもしれませんが、「人狼ゲーム」は、あなたがビジネスマンとして身につけるべき「ある重要なスキル」が鍛えられると僕は思っています。
それは”集団としての最適解を考える”という視点です。
この視点は、集団で何かをする際には絶対必要なものです。
もちろん、「集団討論」においても例外ではありません。


ここで、日本の超一流「飲料水メーカー」で面接採用を担当している友人の話を紹介します。
彼は、ある意味「採用する側」のスペシャリストです。
その会社でも採用面接で「集団討論」を実施しているそうなんですね。
で、実際そういう時って受験者のどんなところを観察しているのかを聞いてみたんです。
すると彼が言うには、「集団討論」では、自分をアピールしようと雄弁に語る受験者よりも評価が高い「ある受験者」がいるらしいんです。
その「ある受験者」がグループの中にいるかどうかはすごく注目しているとの事でした。
では「ある受験者」とは何か。
あなたがこの先、「集団討論」に参加する機会があるとしたら・・・、
あるいは身内の誰かがいずれ参加するかもしれないとしたら・・・、
知りたくないですか?
そこで今回は、僕が直接「面接のプロ」から教えてもらった機密情報を特別に共有したいと思います。
雄弁に立ち振る舞うことよりも評価される「ある受験者」とはこんな方です。
与えられた討論テーマに対してずれた話題になっているのをいち早く察知し、方向修正を示唆できる人


あるいは、
不適切な発言をしてしまい周りから指摘を受けている受験者をさりげなくフォローし、その場を柔らかい雰囲気にできる人


そういう受験者こそ評価が高いのだそうです。
たとえばこれは、会社のプロジェクトチームにおいても、野球やサッカーなどの団体スポーツ競技においても通ずるものがあると思います。
リーダーがいちいち全部を言わなくてもチームとして何がベストか察して行動できる人っていますよね。
(「空気を読む」とは本来この意味です。決してKYではありません)
きっと、そんな人材はチームの中でも信頼され、評価も高いはずです。


「人狼ゲーム」では”集団としての最適解を考える”という視点が鍛えられます。
つまり、あなたのビジネスにおいても大いに役立つということです。
(所詮ゲームですが侮ることなかれです!人生における大事なことは、けっこうゲームから学んだなぁ~)
このように「人狼ゲーム」は単なる娯楽以上に面白いゲームです。
まだあなたが未体験なら、ぜひ一度やってみてくださいね!
本当におすすめしますよ♪
・・・というように「説得力が出る」記事の型の順序通りを書けば、書きやすくなると思います。
あとは、もう少し文字数を増やしたいなら、自分しか語れない実際のゲーム中の体験エピソードを肉付けすればOKです。
今回の記事例文における「具体例」パーツでは、「会社採用面接の集団討論」を題材として取り上げてみました。
このように、比較的誰もが経験したことある話と紐づけて語ることはオススメです。
なぜなら「この主張は現実味のあること」として共感を抱かせることができると、



「この人の言っていることはなんとなく分かるかも・・・」
と思って頂けるようになるからです。(ここ重要です)
ここもインプットすべきテクニックなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
説得力のある文章の書き方と例文を紹介【人狼編】(まとめ)


どうでしょうか?
ちょっと今回は内容が難しかったかもしれません。
(説明スキルがないので僕はここまでが限界です(汗))
ただ断言しますが、あなたも「説得力が出る」記事の型の順序通り(1→2→3→4)で話を展開すれば、読み手に説得できる記事が間違いなく書けます。
もし良かったら、試してみてくださいね♪
あなたの記事が、古き良き老舗の和菓子屋さんのように「なんかこの記事って居心地がいい」と読み手に思って頂けると僕も嬉しいです。
読みやすい文章のコツを知りたくありませんか?それなら賢人のライティング講座|集客ブログで読みやすい文章を書くためのコツ4か条がオススメです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではでは。
ケント
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