ブロガー主催のオンラインサロンにおけるブログの使い方〜黄金の三角形を構築せよ〜

動物の名前はたくさんありますが「ナマケモノ」と命名した人は天才だと思っているケントです(*´ω`)

ナマケモノって木の上を移動する速度はカタツムリ程度。1日のうち15〜20時間寝るみたいで、笑っちゃうぐらいノンビリ屋さんなのです。

でも実は、サーベルタイガーやマンモスなどが絶滅している中で、ナマケモノって6400万年くらい生き延びているんですね。

なんだかここに我々人類が生き延びるためのヒントが隠されているかもしれません。(←大袈裟)

さて、今回は「ブロガー主催のオンラインサロンにおけるブログの使い方〜黄金の三角形を構築せよ〜」というタイトルでお伝えしたいと思います。

目次

ブロガー主催のオンラインサロンにおけるブログの使い方〜黄金の三角形を構築せよ〜

ビジネスモデルは大きく二つに分けることができます。

①「作り手」と「受け手」の二点で成り立っているビジネス

②「ネタ」と「作り手」と「受け手」の三点で成り立っているビジネス

①はたとえば、「映画館」ですね。

【作り手】=制作会社

【受け手】=鑑賞者

映画を作った「制作会社(作り手)」と客席にいる「鑑賞者(受け手)」によって完結しています。

「チケット代×動員数」が収益となります。

一方、②は分かりやすいところでいうと「マジックバー」です。

【ネタ】=手品

【作り手】=マジシャン

【受け手】=飲みに来たお客さん

マジックバーはとても人気ですよね。

手品は鑑賞者側の参加機会も得られやすく、一緒に来た人と共同作業を通して、信頼関係や結束力をぐっと育むコミュニケーションツールにもなります。

従来の飲みバーに手品も味わえるという「体験価値」が価格に付加できるので経営も安定します。

①はブログも同じです。

「僕(ブロガー)」と、訪問する「読者(見込み客)」で完結します。

【作り手】=僕(ブロガー)

【受け手】=読者(見込み客)

この場合「アフィリエイト単価×成約数」が収益です。

一般的なブロガーのブログ収益モデルはこれで終わりです。

しかしながら僕は、同時に有料ライティングサロンを運営することによって、ブログを【ネタ】として使い、②においても収益化しています。

【ネタ】=ブログ

【作り手】=僕(サロンオーナー)

【受け手】=サロンメンバー(WEBライター属性の人)

ライティングサロンでは、複数のチームを組み、ブログアフィリエイトに取り組んでいます。

各メンバーは、あらかじめ用意した「動画講座」で学びながら、実戦形式でSEOライティングやブログ運営ノウハウを習得できます。

つまり、「記事やブログを一緒につくる」という体験価値を、サロン会費という形でメンバーからお金を頂いているんです。

ケントのブログ収益=①「商品単価×成約数」+②「サロン会費×チームメンバー数」

※上式の商品とは自分の商品、他者の商品(アフィリエイト)など

僕は元々は外注化ブロガーでした。

ブログは非常に魅力的なビジネスモデルですが、その一方で不安定さも常に抱えています。

たとえば・・・

  • 頻発するグーグルコアアップデート
  • ASPから突然の案件停止通知
  • 不透明な広告会社の承認率
  • 生成AIによるググる離れ
  • 動画市場へのユーザー大移動

実際に僕もグーグルコアアップデートに被弾したこともあります。

あの時は、目の前の視界が一瞬で灰色になりました。(あー、思い出したくもない!)

この先も、ブログアフィリエイトに取り組む限り、この不安は消えないでしょう。

だから、他の収入源を作ることは僕の中で課題でした。

そこで、従来の「ブログ外注化」で作ったライター組織を、「ライティングを学べる環境」として有料コミュニティ化することで、①と②を両面からブログ収益を確保したのです。

これなら、仮にグーグルコアアップデートに被弾しても、②の収益は確保できます。

そして、僕は会費を頂きながらブログを作れるので、あとは当たるまで続けるのみです。

コミュニティづくりは体験価値を設計すればうまくいく

実際にやってみて面白いなと思ったのが、収益化したくて【作り手】(僕)が出すぎてしまうと、【ネタ】(ブログ)がガチガチで余白がなくなり、【受け手】(サロンメンバー)の満足度が下がる(=ただ収益化だけが目的のチームになる)という点です。

求められるものは「三角形のバランス」です。

この三角形のバランスには「黄金比」があって、「参加余白」の設計がめちゃくちゃ重要なんです。(ここはいずれ考え方を紹介しますね)

世の中の多くのオンラインサロンが泡のように立ち上がっては消えていく理由は、「情報提供型サロン」だからです。

メンバーに対して「参加余白」を上手に設計していないんですね。

たとえば、サロンオーナーがインフルエンサーで抜群の影響力があっても、人は老いるので、その影響力はやがて衰退していきます。

有益な情報もいつか底を尽きます。

やはり、①のような「情報提供型サロン」では、いつか限界が来るでしょう。

一方、②はサロンオーナーの影響力は関係ありません。

「ネタ」(=体験価値)があれば持続可能です。

僕のサロンの特徴は、「ネタ」(=ブログ)を広大なインターネット空間に好きなだけ用意できるので「参加余白」が設計しやすいところです。

よく「自分のオンラインサロンを作ろう!」といろんな方が言っていますが「影響力のない人がどうやって作ればいいの?」という質問に対しては、いつも返答に詰まります。

でもブロガーなら、「体験価値型サロン」が作れます。

「自分のサービスが①と②のどちらなのか?」

「②の場合は、参加余白をプロデュースできるか?」

この点を整理してみてください。

きっと持続性の高い「体験価値型コミュニティ」が作れます。

基本的には、②の三角形を上手に作ることができれば、オンラインサロンは大きくハズレることはないのかなぁと思います。

もし良かったら、こちらも参考にしてみてくださいね。

ではでは、最後までお読み下さりありがとうございました。

ケント

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この記事を書いた人

・女性限定ライティングサロン「Site New Tourism」運営
・女性ライター約100名と事業展開

女性ライターが息長く活躍できるビジネスモデルを作りたくて活動しています。目標は日本一の女性ライター集団を作ることです。

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