【ライバル不在】検索ツールを使わずに見込み客が思わず反応するキーワードの見つけ方3選

いつもありがとうございます。

前回の記事では、「見込み客が反応するキーワードと商品の紐付け方」を3つ紹介しました。

もしお時間の都合が良かったらこちらから読んでみてください。

今回の記事がより深く理解できると思います。

情報発信ビジネス|見込み客が反応するキーワードと商品の紐付け方3選

目次

【ライバル不在】検索ツールを使わずに見込み客が思わず反応するキーワードの見つけ方3選

今回は、「情報発信ビジネス|検索ツールを使わずに見込み客が反応するキーワードの見つけ方」を紹介したいと思います。

実は、検索ツールを使わなくても、見込み客が反応するキーワードを見つける方法はいくつかあります。

実践していただくと分かると思いますが、あなたの身の回りには「お宝キーワード」がゴロゴロ存在しています。

ライバルがなるべくいない領域で、息の長いビジネスをやりたくありませんか?

それなら今回の記事は参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

では、見込み客が反応するキーワードを検索ツールを使わずにどうやって見つければいいのでしょうか?

まず結論ですが、以下の3つの方法がオススメです。

  • 家族や友人など身近なニーズを探る
  • 書籍のランキングをリサーチする
  • 広告をリサーチする

上から順に解説します。

家族や友人など身近なニーズを探る

まずは、自分のビジネスや商品に対して、あなたの周りの家族や友人などにヒアリングしてみてください。

「この商品ってどう思う?」

「内容にピンとくる?」

「どんなことが叶えば嬉しい?」

など、率直に聞いてみましょう。

もちろんその分野に関して相手は全くの素人だと思いますが、案外、真理をついた解答が返ってきます。

初めて聞いた内容に対するコメントほど有益なものはありません。

お互い身近な存在なので、聞けば悪いところも含めて思ったことをズバっと率直に言ってくれる可能性が高いです。

よく世の中では「お客様アンケート」を実施していることがありますが、あれはユーザーの本心は聞けません(人は基本的に本音を言わないものです汗)

たとえば、こんな面白い話があります。

マクドナルドは女性層をもっと取り込むために、どんなメニューがあったらいいかアンケート調査を行いました。

調査の結果、「ヘルシー」「低カロリー」といった健康志向の意見が多かったそうです。

そこで、マクドナルドはヘルシーメニューを増やしました。

ですが、予想に反して全く売れなかったのです・・・。

実際にはヘルシーメニューを希望していた若い女性客まで「ビッグマック」など「ヘルシー」とはほど遠いメニューを平気で注文していたんですね。

さらに、肉の量を大幅に増やした「メガ企画」を販売したところ、これが予想以上の大ヒットに!

つまり、そもそもマクドナルドにヘルシー志向な人は行かないのです(笑)

話を戻すと、身近な人から直接意見を聞くのはすごくおすすめです。

意見だけでなく、相手の表情や声など反応も得られるので、それを含めて総合的に判断できますから。

これが「キーワード」から自分で予想して商品を考えてしまうと、

この商品は、こんな見込み客で・・、こんな内容が喜ばれるだろう・・。

となり、あなたはきっと妄想の世界に入りこんでしまうでしょう。

これではおそらく売れないと思います。

人間は自分の都合の良いように解釈しがちだからですね。

また、アンケートを取っても意味ないです。

あの世界有数の企業「マクドナルド」ですら、わざわざアンケート調査して得たキーワード「ヘルシー」「低カロリー」で商品開発して失敗したのですから。

これを防ぐためには、やはり「本音」を聞き出すことです。

それなら、気心知れた身近な人を利用しない手はないです。

あなたの商品説明を聞いて「なるほどね、わかりやすい。それなら欲しい!」と身近な人が反応してくれたキーワード。

それがすなわち、見込み客も反応するキーワードです。

書籍のランキングをリサーチする

次に検索ツールを使わずにおすすめできる方法は、書店やネットで「書籍のランキング」をリサーチすることです。

たとえば、ビジネス書のランキング結果には、自分の商品が世の中のニーズやトレンドにマッチしているか整理できます。

試しにアマゾンの書籍「ビジネス部門」のランキングを調べてみました。

今時点の結果はこの通りでした。

アマゾン書籍「ビジネス部門」ランキング(現時点調べ)

1位:「コンサル1年目が学ぶこと」

2位:「ひとりビジネスの教科書 Premium 自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法」

3位:「だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた」

【タイトル】からキーワードを抜き出すだけでも、今の世の中は以下のキーワードに関心があることがわかります。

【タイトル】キーワード

「コンサル」

「ひとりビジネス」

「自宅起業」

「組織」

「チーム」

たとえば、僕は副業中に「ひとりビジネス」で114名の女性ライターをお雇いし、「組織化」して、複数の「チーム」で20個以上のアフェリエイトブログを運営し「自宅起業」しました。

このノウハウを元に、たとえば、こんな名前のコンサルティングサービスを提供できます。

【コンサルサービス(例)】
「ひとりビジネスで自宅起業!ライターチームを組織化して稼ぐブログアフィリエイト講座~0記事執筆で稼ぐ方法論~」

このサービスタイトルは、1位~3位の書籍の【タイトル】から抜き出したキーワードを使ってみました。

ある程度は、時代のニーズに合っていると判断できますよね。

【コンサルサービス】とはコンサルティングを提供する職業(職種)のことです。

  • ブログコンサルタント
  • せどりコンサルタント
  • 経営コンサルタント
  • 投資コンサルタント
  • ITコンサルタント
  • 恋愛コンサルタント
  • 婚活コンサルタント
  • 海外移住コンサルタント
  • ガーデニングコンサルタント

職業があればその数だけ悩みも存在するので、世の中のコンサルタントの種類も膨大です。

コンサルティングとは、クライアントの利益最大化を実現するために以下の仕事を行います。

  1. 悩みや抱えている課題をヒアリング
  2. 問題を明確化し、解決方法を分析
  3. 最適な解決方法を提案

場所に縛られず、自分の専門知識や経験を活かした仕事であるため固定費もかかりません。

この仕事は時間単価もかなり高く、今とても人気のある職業です。

ちなみに、どんな人にも専門知識や独自の経験は必ずあります。

つまり、それを商品化し、見込み客を集めることが出来るライティングスキルとマーケティングスキルがあれば、割と誰でも「コンサルティング」を仕事にできるということですね。

一方、第4位の「お金の大学」は僕も購入させて頂きましたが(本当にわかりやすくて良書なのでおすすめです!)、【目次】STEP2<稼ぐ>」では「小さなリスクで稼ぐ方法」が紹介されています。

お金の大学【目次】STEP2「稼ぐ」

また、第6位は「やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ (科学的に先延ばしをなくす技術)」です。

ちなみに【目次】はこんな感じでした。

第1章: 先延ばしがなくなる! 行動に「初速」をつける方法

第2章 :集中力が驚くほど続く! 「行動ブレーキ」の外し方

第3章 :感情に左右されない! 行動マインドのつくり方

第4章 :「忙しくて動けない」がなくなる! 時間の使い方

第5章 :夢や目標に向かって一歩踏み出せる! 行動思考の身につけ方

これらの【目次】からキーワードを抜き出すと、

【目次】キーワード

「小さなリスクで稼ぐ」

「行動に初速をつける」

「行動ブレーキの外す」

「感情に左右されない行動」

「忙しくて動けないがなくなる」

「夢や目標に向かって一歩踏み出す」

これも世の中の関心度が高いキーワードだと思います。

さきほどの【タイトル】キーワードとも相関性があるので、それを満足するような商品を作れば売れやすいということです。

このように、あなたの分野においても、ランキング形式で調べ、キーワードを自分のビジネスや商品と当てはめて考えてみるのはオススメです。

ふらっと書店に立ち寄って「人気書籍ランキング」をチェックするだけでも、世の中のニーズや流れが見えてきます。

また、ついでに女性誌の表紙に書かれている「キャッチコピー」は秀逸なので、チェックした方が良いです。

あれは大きなお金をかけてリサーチし、プロのコピーライターが選び抜いたキーワードです。

もし今まで見たこともないキーワードが現れたなら、それはまさしくチャンスです。

その斬新なキーワードと自分の商品を紐づけることができれば、まだライバルもいないポジショニングで、商品を市場に打ち出すことができるかもしれません。

ぜひ、定期的に書籍や書店をチェックしてみてくださいね!

ポジショニングについては、【WEB集客】見込み客の正体とは?見つけ方と商品開発に失敗しない方法とコツで解説しています。

広告をリサーチする

最後に紹介するのは、広告です。

たとえば、あなたがインターネットを開いている時、さりげなく広告が表示されていることに気づきます。

さて、その広告主はなぜそこに広告を出しているのでしょうか?

答えは簡単で、「その市場にはニーズがあり、そこに出すと利益が生まれる」からです。

また、利益を生むためには表示させるだけでは無意味で、ユーザーにクリックしてもらう必要があります。

なので、広告バナーには、思わずクリックしたくなる秀逸な「キャッチコピー」が必ず書かれています

つまり、広告を日頃からリサーチすると、今ニーズがある「市場」とクリックされている「キャッチコピー(キーワード)」が学べるのです。

このリサーチ方法は、今日からでもすぐに始めることができますよ♪

とくに、「やたらこの広告は何度も見るなぁ」という広告に注目してみてください。

その広告に出されている商品は今売れています。

長いスパンで広告に注目していると、どの広告が表示多いか少しずつ分かってきます。(※後述するリターゲティング広告の可能性もありますが)

ぜひ気になった広告は、スクショなどして保存することをオススメします。

自分がいいなと思ったものは、遠慮せずに自分のビジネスに応用すればOKです。

これは「スワイプファイル」といって、どんなプロのコピーライターでも過去のものを保存し、毎回の自分の仕事に応用しているんです。

なので、徹底的に参考にして大丈夫ですよ!(ただし丸パクリはNGです)

キャッチコピーやスワイプファイルについては、情報発信ビジネス|魅力的なキャッチコピーの例と作り方【日常体験ベース】で解説しています。

そこで、広告にはどんな種類があるのか最後に紹介しますね。

①リスティング広告

GoogleやYahooの検索結果に広告を出す方法です。

例:リスティング広告

②:アドネットワーク広告

GoogleやYahooの広告ネットワークに配信する方法です。 

例:アドネット広告

③リターゲティング広告

追尾型のマーケティング広告です。

<仕組み>

  • あなたがA社の公式サイトを見る
  • その後にFacebookを見る 
  • あなたのFacebookのタイムラインにA社の広告が表示される

④サーチターゲティング 広告

追尾型のマーケティング広告です。

ヤフー広告では、 過去の検索データに基づいてあなたに最適な広告を配信することができます。

⑤SNS広告

アドネットワーク広告に近いイメージです。

主な広告種類は以下の通り。 

  • Facebook 広告
  • Instagram広告
  • Twitter広告
  • YouTube広告
例:Facebook 広告
例:Instagram広告

ターゲットをかなり細かく設定できるため商品によっては広告効果が高いです。

また、あなたの属性に合った広告がSNS上で表示されます。

以上、簡単に広告の種類について紹介しました。

【ライバル不在】検索ツールを使わずに見込み客が思わず反応するキーワードの見つけ方3選【まとめ】

今回は「検索ツールを使わずに見込み客が反応するキーワードの見つけ方」を紹介しました。

おすすめの方法は3つです。

  • 家族や友人など身近なニーズを探る
  • 書籍のランキングをリサーチする
  • 広告をリサーチする

ちなみに「キーワード」は以下の手順で調べるのが一番オーソドックスです。

調べたキーワードは、狙ったターゲットを集客するために自分のコンテンツ(記事など)に利用します。

調べる時の手順は以下の通りです。

STEP
検索ツール(ラッコツールなど)を使って関連キーワードを調査

おすすめ:https://related-keywords.com/

(注:2022/3/1より一部有料になりました)

STEP
ヒットした複合キーワードを整理
例:「ブログ集客」で検索した場合
STEP
自分の商品ターゲットと合っている複合キーワードを抽出
  • ブログ集客 初心者
  • ブログ集客 できない
  • ブログ集客 書き方
  • ブログ集客 コツ
  • ブログ集客 方法

ブログ集客に悩んでいる人が検索するキーワード

STEP
STEP3のキーワードを使って記事を作成
STEP
STEP3のキーワードで検索する見込み客を集める

記事を読んでもらって初めて自分を知ってもらえる機会が生まれます。

訪れた見込み客に、たとえば「集客コンサル」や「ブログ代行」などサービスをオファーできます。

このように、検索ツールを使えば、世の中でどんなキーワードがニーズあるのか簡単にわかります。

キーワードを自分の商品やコンテンツの中に散りばめるとペルソナターゲットに刺さりやすいので、この方法は初心者の方にはオススメです。

ですが、この検索ツールを使った方法には欠点もあります。

それはライバルとキーワードが被りやすいということです。

昨今の副業や起業のブームも相まって、あらゆる人が「情報発信ビジネス」に取り組むようになりました。

たとえば、最近はどんなキーワードでグーグル検索しても上位記事には必ず強いライバル達の集客ブログがひしめき合っていますよね。

ブルーオーシャンな分野はほとんどないことに気づくと思います。

この理由は、ライバルたちも上記の「検索ツール」でヒットした「複合キーワード」でコンテンツを作っているからですね。

だから、被るんです。

たしかに、この上位の席を争うレースに勝つと素晴らしい集客効果が無料で得られるのでリターンはとても大きいです。

ですが、そのためには常にライバルよりも質の高いコンテンツを提供しなくてはいけません。

もしSEOも詳しくない、ライティングも得意でない起業家さんがこれをやるとなると、それはなかなか大変です。

でも、ここでちょっと考えてみてくれませんか?m(_ _)m

そもそも、日頃から僕たちは何かと楽ちんな「検索ツール」とやらに頼り過ぎてはいないですかね?(汗)

たとえば、上記の検索ツールで表示されたキーワードをもとに商品設計や情報発信ビジネスを考えると・・・

みんなと同じような「キーワード」を拾い、

みんなと同じような「商品設計」し、

みんなと同じような「情報発信」をしてしまう・・・、

やはりどうしてもこんな傾向になりますよね?

(食材やルーが一緒だと作るカレーの味もやはり一緒ですよね(汗))

だから、「オリジナリティ」や「ブランディング」も発揮しにくく、

「あ、よく見るやつね。つまんねー」になりやすいのかもしれません(汗)

特にどのブログや商品も大して差異がなくなった現代において、「オリジナリティ」や「ブランディング」の構築は必須になりました。

そして、ここを今サボってしまうと、やがて市場に埋もれ、これからはますます短命に終わってしまいます。

したがって、僕らはなるべくライバルと被らないようにしなくちゃいけません。

そのために、今回提案した「検索ツール以外の路線」からキーワードを探すことはとても意味あることなのです。

すなわち、時には生身の人間に耳を傾け、自分の足を使ってリサーチすることも必要だと僕は思います。

今回の内容が、あなたのビジネスの突破口になるかもしれません。

少しでも参考になれば嬉しいです^^

ではでは、最後まで読んで下さりありがとうございました。

ケント

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この記事を書いた人

ケント

・女性限定ライティングサロン「Site New Tourism」運営/女性ライター約100名所属
・12ブログ運営中
・累計ページビュー数230万PV/年
・累計ページ別訪問者数183万人/年
・グーグル1位記事 226記事
・10位以内記事 1789記事

女性ライターが息長く活躍できるビジネスモデルを作りたくて活動しています。

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