「わかっちゃいるけどやめられねぇ♪」(0:34)
やめられなくなるくらいコンテンツ製作が大好きだったら仕事も楽だよなぁ~。と、このフレーズを聞くたびに思うケントです。
(ちなみに僕は植木さんみたいな天才的な脱力感のある記事が書けるようになりたいです・・)
『チョイト一杯のつもりで飲んで♪/いつの間にやらハシゴ酒~/気が付きゃホームのベンチでゴロ寝/これじゃ体にいいわきゃないよ!/わかっちゃいるけどやめられねぇ♪』
この植木さんの言葉って人間の弱さを見事に言い当ててますよね(笑)
(ステテコちょび髭オヤジなのにめっちゃ深いこと言ってるてばよ!(*´ω`))
人は誰だって苦しい状況から逃れたいし、つい楽な方へ行きたくなります。
コンテンツ製作においても日々作り続けていると、だんだんと心身ともに疲れが溜まってきます。
とくにSNSは「毎日更新」が基本なんで、ずっと自分との戦いですよね。(毎日発信し続けている方は本当に尊敬します)
「今日はちょっと疲れたから寝ようかな。明日から頑張ろう・・」とか
「今日は楽しみにしているドラマがあるから観ようかな。明日から頑張ろう・・」とか
最初は些細な理由でも、次第に何かにつけ休む回数が増えていきます。
僕なんて気付けば「あれ?前回、記事書いたの何日前だっけ・・・」となるパターンはこれまで何度も経験してきました。(僕は基本グータラなので汗)
きっと、個人ブロガーさんで情報発信ビジネスをされている方なら、共感できると思います。
これが、まだ年齢が若く、瞬間最大風速の稼ぎで良ければテンション高く毎日ゴリゴリでいけます。
ですが、30代、40代、50代となるとそうはいきません。
他人の力も借りながら、いかに「息の長いビジネス」につながる戦い方が出来るかの方がはるかに重要です。
「あしたやろうは馬鹿野郎」って言いますが、そんなこと言う奴こそ大馬鹿野郎です(笑)
時には休みながらも、自分のペースで歩き続けられる人が素晴らしいと僕は思います。

僕は、およそ100名が所属する「女性ライターコミュニティ」を作りました。
その理由は、僕やメンバーがおじいちゃん、おばあちゃんになってもビジネスが出来るモデルを作るためでもあります。(ライティングって年齢制限ないですからね)
質素な生活でもいいので、本当に気の合う仲間とつながりながら、コミュニティの中で滑らかにお金が動く。
そんな世界が、これからの時代において「安心感」や「拠り所」として、一番快適で居心地がいいのかなぁと思っています。
そこで今回は、「頭でわかっちゃいるけど、続かねぇ!」と悩んでいる個人起業家さんへ、
僕がかつて実践していた意識的に行動を起こせるテクニックについてご紹介します。
(でも、やっぱりサボりたい時あると思います。しょうがないです、人間ですもん)
情報発信が続かない!コンテンツ製作を継続できる裏技とは?

では、コンテンツ製作を継続するためにはどうしたらいいんでしょうか?
結論から言います。
やるべきことを自動的に終わらせる仕組みを自分の中で作ればいいんです。
そのとっておきの考え方がこちらです。
「Habit Chain(習慣の鎖)」
習慣の鎖とは、最初の行動を始めたら、次の行動が始まり、次の行動が始まると、さらに次の行動が始まる・・といったように、
A➡B➡C➡D➡・・・
と、その時にするべきことがすべて終わるような習慣づくりのことを言います。
具体的に言うと、最初のAという簡単な習慣をまずは身につけ、それをグレードアップさせていき、確実なAにしていきます。
確実なAができたら、その後ろに小さなBの習慣を鎖のように結び付けます。
慣れてきたらBも少しずつ作業量を増やすようにしていき、確実なBにしていきます。
それを繰り返していくことで、少しずつ確実な「連続する鎖」を作っていく習慣づくりを自分の中で形成するのです。(連鎖反応って言葉ありますよね)
僕は基本グータラな人間なので元々はまったくもって、毎日決まったことを継続するのは得意ではありませんでした(汗)
でも、この習慣の鎖を意識してからは、びっくりするほどの量の仕事も継続してできるようになりました。
そこでここからは、作業を継続するための「Habit Chain(習慣の鎖)」実践術を3つ紹介します。
作業を継続するための「Habit Chain(習慣の鎖)」実践術

「Habit Chain(習慣の鎖)」の考え方は以下3つの手順を踏むといいです。
実践術1|まずAのハードルをとことん下げよう
「Habit Chain(習慣の鎖)」1つ目の考え方がこちらです。
何よりも最初のAという簡単な習慣をまずは身につける
当時の僕の場合は、一気にハードルをあげてもどうせ続かなくなると思い、このAをとことん下げることにしました。
そこで、
Aを「パソコンをとりあえず毎日起ち上げる」
ことに設定しました。
すごく簡単ですよね?
だって、スイッチをぽちっと押すだけですから(笑)
どうぞ、ぽちっと押せた自分を自分で褒めてあげてください♪
習慣は成功体験の連続こそ身に付きます。
Aの習慣が確実なものになったら、次はBです。
僕は、
Bを「ワードプレスをとりあえず毎日起ち上げる」
ことにしました。
間違ってもその時にユーチューブなど開いてしまったら、またネットサーフィンのどつぼにハマってしまうので、まっすぐA➡Bの習慣化を徹底しました。
すると不思議です。
毎日PCの電源を入れ、ワードプレスをとりあえず起ち上げることが億劫にならなくなってきたんです!
こうなればシメシメです。
その勢いにのり、
Cを「見出しを考えとりあえず記事の骨格作り」でA➡B➡C
Dを「結論からとりあえず記事作成」でA➡B➡C➡D、
Eを「導入部から結論に向かって記事作成」でA➡B➡C➡D➡E
・・・と少しずつ作業量を増やしていきました。
やはり今思うと最初のハードルをとことん下げてあげたことが良かったと思っています。
人間の行動は99%が習慣です。
上記を徹底すると、最終的には「コンテンツ製作の習慣化」を達成しやすくなりましたよ♪
ちなみに記事をスラスラ書く方法があることはご存じでしょうか?文章を何度書き直してもしっくりこない!最後までスラスラ書ける方法では例文も交えながら詳しく紹介しています。
実践術2|習慣的な行動をシンプルにしておく
「Habit Chain(習慣の鎖)」2つ目の考え方がこちらです。
習慣的な行動をあまり増やし過ぎない
鎖の数をあまりにも増やしてしまうと、身動きが逆にとれなくなります。
これではまさに「足首を鎖でつながれた足かせ」ですね。
すると、新しいことに挑戦しようとしても融通が利かず、挫折もしやすくなります。
人は、常に自分の中に余白を作っておかないと、新しいことには挑戦できないんですね。
なので、習慣化する鎖の数はなるべく少なくシンプルにしておきましょう。
むしろ一つ一つの鎖のクオリティを上げていくイメージを持つと良いです。
つまり、鎖一つ一つに時間をかけ過ぎず、少ない労力で成果を上げる仕組みを考えるようにし、連鎖反応をアップデートしていくのです。

僕の場合でいえば、これがブログ記事やブログ運営の内注化です。(内注化:コミュニティ内で仕事を発注すること(造語))
すべてマニュアルを作ってコミュニティメンバーにお任せしています。(現在は12ブログ稼働中です)
また、SNS運用もコミュニティメンバー数人が多面的に展開し、以下のような「DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)」の仕組みを、全員で作っているところです。

僕自身は習慣的な鎖(行動)をあまり増やさないことで、次のコミュニティ戦略立案などに時間を充てることができます。
ただし、シンプル化したA ➡ B ➡ C ➡ Dの習慣の鎖の中で、
「どうも毎回C ➡ Dにうまく繋げれないな・・・」
と感じる場合もあるかもしれません。
その場合は、自分の意志の弱さではなく、鎖の繋ぎ方が悪いと考えましょう。(ここ大事です)
たとえば、A ➡ B ➡ C ➡ C’ ➡ Dのようにちょっとした工夫(C’)をワンクッション加えると意外とスムーズにいくこともあります。
うまくいかない場合は、決して自分のせいではなく、習慣の鎖の繋げ方が問題なのであり、繋ぎ直してみるのも良い方法です。
実践術3|習慣の鎖を切らさない
「Habit Chain(習慣の鎖)」3つ目の考え方がこちらです。
せっかく作った習慣の鎖を切らさない
僕の経験上、習慣の鎖が切れるのはどういう時かというと、普段とは違う行動をした時です。
自分の中で習慣の鎖が強固になる前に、いろいろな案件に手を出してしまうと間違いなく起こります。
もちろん習慣が保てるくらいの範囲内で展開できる仕事量なら大丈夫かと思います。
ですが、抱えきれない量をいきなり請け負ってしまうと、習慣の鎖が切れてしまい、続かなくなってしまいます。
言うなれば、子供が欲張って積み木を「もっと!もっと高く!」しようとしますが、結局最後は崩れ落ちる感じですかね。

こう説明すると「そりゃ、当たり前だよね」となるのですが、
人間は欲深い生き物なので、気づかずに「もっともっと!」って思ってしまうんですね。
(僕も未熟なので、メンバーにもっともっとって高みを望む時もやっぱりあります。とほほ・・汗)
習慣は、ある一定期間は集中して、確実に取り組んだ方が長続きしやすいものです。
「最近、自分の中で『習慣の鎖』が出来てきたなぁ~」と思えるまでは焦らずに展開していくことをおススメします。
想像できると思いますが、鎖が一旦切れたら繋ぎ直すのはけっこうハードルが高いです(汗)
あなたは、せっかく才能ある方なのですから、ぜひ強い鎖を丁寧に作っていってくださいね。
作業を持続するコツも知りたくないですか?仕事にやる気スイッチなんてない!マイクロバースト法を活用せよもあわせてチェックしてみてください。

情報発信が続かない!コンテンツ製作を継続できる裏技とは?【まとめ】

これは以前、僕と取り交わしたコミュニティメンバーさんの言葉です。(そのまま抜粋)
色々な案件を引き受けすぎて、自分の中でパニックのようなかんじになってしまい、毎日納期を気にして焦ってばかりいました。
ケントさんの元で、色々なことを教えて頂いて、記事をどんどん書くことができたおかげで今があるというのに、こちらをおろそかにしてしまって本当に申し訳ないとしか言いようがありません・・・。
ここ一本でやっていた頃は記事を書くことが楽しかったのですが、最近は納期に間に合わせようと必死で書いててもあまり面白くありませんでした・・・。
ケントさんの言う通り、もうライター自体やめようかなとも思ってたところです・・・。 そんなに焦る必要はないのになぜか自分の中でもっとステップアップしたいと急いでしまっていて・・・。
書くことが楽しかったからいつか自分でサイト立ち上げたり、ライターを本業にしたいと思ってやりはじめていたのに、今の状態はちょっと違うなと思います。
すこし気持ちに余裕がでてきたら違う案件もやってみたくなってしまって。 ですが、一気に請負過ぎたり、納期が重なってしまったり、本業も忙しくなってきたり・・・。 今考えれば、記事作成に結構な時間がかかる人なのに、色々な案件をこなせるわけなかったんです。完全に私の実力の把握不足です。
ケントさんにアドバイスを頂いて少し冷静になれました。 他案件は私にとってハードルが高かったり、逆に質が低くても大丈夫だったりするのですが、ただ安請け合いするのではなく、自分にとって無理なく、有益になる案件だけに絞っていこうと思います。
もちろんこの気持ちはすごく分かります。
やはり、すこし自分に余裕が出てくれば、新しいことに挑戦してみようとそりゃ思いますよね。
そう思うこと自体は向上心があるので、すごく素晴らしいことだと思います。
そこで僕は、挫けそうな彼女に今回ご紹介した「Habit Chain(習慣の鎖)」の考え方をお伝えしてみたんです。
これは、その後のやりとりです。(そのまま抜粋)
以前のように一定の納品ペースでできるように頑張りたいと思います。
複数の納期に追われるという焦りの気持ちがなくなったので、今は記事書くことが少しずつ楽しいと思えるようになってきています。
無理は良くないですね笑
息の長い良いライターになれるようにこれからも頑張ります!
ちなみに彼女とは、現在も嬉しくも仕事をご一緒させて頂いています(*´ω`)
一旦、鎖が切れたライターさんは、そのままフェードアウトしていく方がほとんどです。
これはブロガーさんもそうではないでしょうか?
でも、彼女はそこから踏ん張り、こうやって現在も前向きに取り組んでいます。
一度苦い経験をし、生還できたライターさんはかなり強いです。
いずれこの経験が強みになると思います。
なので、あなたも鎖が切れそうになった時は、逆に

自分は今良い経験をしている!ここを踏みとどまれば起業家として成長できるはずだ!イエーィ!
と挑戦している自分をぜひ称え、励ましてくださいね(笑)
お互い同じ個人起業家として頑張りましょう!


彼女は後に「あの時は、コミュニティーの仲間の存在も大きかった」と僕に教えてくれました。
僕も、これからのビジネスは「コミュニティ」がさらに重要になると感じます。
それは「習慣の鎖」が作りやすいですし、
それだけでなく、
仲間との「心の鎖」も作ることが可能だからです。
もちろん人それぞれ考え方はありますが、
これからの時代のビジネスは「太く、短く」ではなく、
ずっと続く息の長い「コミュニティビジネス」も目指した方がいいかもしれません。
その形態が、これからの未来にはマッチしているのかなと個人的には実感しています。
(まぁ、時代性がこの先どうなるかは誰にも分かりませんがね)
とは言っても、人間ってやっぱり弱い生き物だと思います。
不安になることもそりゃありますよね・・・。
そんな時はぜひこの動画を見て、一緒に口ずさんでみてください!!
(さぁ、ご一緒に!)
「わかっちゃいるけど続かねぇ♪」
あ、それ(*´▽`*)
すいすい、すーだらだった、すらすらすいすいすいーーーー♪
あ、よいしょ(*´▽`*)
すいすい、すーだらだった、すらすらすいすいすいーーーー♪
もいっちょ(*´▽`*)
すいすい、すーだらだった、すらすらすいすいすいーーーー♪
絶対気持ちが軽くなるでしょ?(笑)
この昭和を代表する植木等さんの名曲「スーダラ節」が世の中に出た1960年代の頃です。
戦後の日本復興において高度経済成長期真っ只中であったものの、
まだまだ日本全体が先行き不透明であり、
潜在的な不安を誰もが抱えていた時代だったみたいですね。
そんな人々に向けて、鋭い視点で人間の弱さを見事に突き、
その一方で脱力感溢れる格好で歌う彼の姿は、多くの日本国民を魅了しました。
人々の不安な心を楽しませ、どこか心に潤いを与えたのではないかと思います。
そして未来では、いよいよ無機質なAIロボットが誕生し、
「人類史上最も世の中が激変するのではないか」
と言われており、先行き不透明で、人間の存在そのものが問われる不安定な時代に突入します。
そのとき、植木さんのような人間くさ~い方が再び我々の心の拠り所になるかもしれませんね!
そう思うと、この「ステテコちょび髭オヤジ」がたまらなくカッコよく見えてくるのは僕だけでしょうか?
最後に植木等さんのこの言葉を紹介します。
オリジナリティがその人の存在価値
植木等
個人起業家のビジネスにおいても「オリジナリティ」はとても重要な考えだと思います。
この植木さんの言葉って情報発信ビジネスの本質を見事に言い当ててますよね(笑)
(ステテコちょび髭オヤジなのにめっちゃ深いこと言ってるてばよ!(*´ω`))
ではでは。
ケント
情報発信ビジネス|トレードオフの関係とは?作業を早く終わらせるコツと具体例【記事作成編】も超重要な考え方なのでチェックしてみてくださいね。


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