- ブログ記事は何に注意して書けばいいのか分からない
- ブログ記事で質の高い記事を書くためのコツを知りたい
- ブログでそもそも記事を書く目的を確認したい
カレーは鍋の壁にこびりついたものが一番濃厚で美味しいと信じているケントです。
(僕は主夫なのですが、料理がめんどくさい時は決まってカレーです(*´ω`))
ブログづくりにまだ慣れていない方が、記事を書く時によく失敗する思考パターンがあります。
そこで今回は、「ブログ記事作成時に失敗する思考パターン」を紹介します。
このパターンを学び対策すれば、あなたは間違いなく「最後まですんなり読んでくれる記事」が書けますよ!
「文章書いている時、迷子になるんだよね・・・」と悩んだことがあるなら、ぜひ今回の記事は読んでみてください。
(でも誰でも1度はハマるパターンなので落ち込まないでくださいね)
それではいってみましょう〜。
ブログ記事作成時に失敗する思考パターンとは
ブログ初心者さんが記事作成時に失敗する思考パターン。
それは・・・
「すべての人に向けて書いている」
と言う事です。
具体的に言うと、ブログ初心者さんは記事を書く時にこう思ってしまいます。
「なるべく自分の記事を多くの人に届けたい」
そこで、いろんな読者像を考え、少しでも多くの人に読まれるように網羅性の高い記事を書こうとします。
記事作成時に失敗するパターン(具体例)
たとえば、「きれい 床掃除 方法」というキーワードで記事を書く場合でも、ブログ初心者さんはキーワードから連想されるあらゆる読者像を考えてしまいます。
想定する読者像(例)
- 床がきれいになるおすすめ洗剤について知りたい読者
- 効率的に掃除してくれるお掃除ロボットについて知りたい読者
- 汚れがつきにくく掃除が楽な床ワックスについて知りたい読者
たしかに、全部を紹介してあげたいという気持ちはとても大切です。
ですが、想像すると理解できると思いますが、
これらを一つ一つを掘り下げて書くと、きっと膨大な文字数の1記事になりますよね(汗)
結局、
「この人は、何を伝えたいのだろう・・?」
と読み手に思われてしまう、よく分からない記事になってしまうのです。
これだと、あなたの記事は評価されません。
記事作成時に失敗する理由
つまり、ブログづくりに慣れてない人は、読み手のことを想うがために1記事の中であれもこれも書いてしまうのです。
結果として、読み手の満足度は低くなってしまい、離脱率が高く、滞在時間が短い記事になります。
これがブログ初心者さんがよく陥りがちな「記事作成時に失敗する思考パターン」ですね。
この対策としては、「トレードオフ」という考え方が役に立ちます。トレードオフの関係とは?作業を早く終わらせるコツと具体例【記事作成編】も確認してみてください。
そもそもあなたの記事は読まれないという現実
「みんなに読んでもらうためにはどうしたらいいんだろう?」
と考えること自体はすごく目標が高くて良いと思います。
ただ、申し訳ないのですが、「みんな」っていう考え方がそもそも間違っているんです(汗)
なぜか?
それは、自分の記事を「みんな」が読むことはないからです。
もっと厳しい現実をお伝えすると、
同じ検索ワードでヒットした記事のうち、検索1ページ目には世の中で最も読まれている上位10位の記事が表示されます。
さらに、そのうち上から5番目(5位)以内の記事を世の中の半分の検索者が見ているんですね。
つまり裏を返すと、6位以後の記事は残り半分の検索者しか見てくれるチャンスはないという事です。(2ページ目以後の記事はさらに読まれません。とふふ)
そして、初心者さんがいきなり上位に食い込む記事を書くのは至難の業です(汗)
したがって、自分が書いた記事を見つけてくれること自体が奇跡であり、
ぼくらはブログに訪問してくれた方に対しては、最大限のおもてなしをしなくちゃならんのです。
そこで大事なのは、
自分は「価値のある情報」をしっかりお届けできているか?
という視点です。
それが出来ていれば、訪問者の離脱率は低く、滞在時間が長いブログとなり、結果としてグーグルにも評価されます。
そして、何より訪問者は、あなたの記事に長く接すれば接するほど、ファンになってくれますよ!
そのためには、やはり質の高い記事を書くことが必須ということになります。
とは言え、記事作成は大変ですよね。【個人ブロガーあるある】情報発信が続かない!コンテンツ製作を継続できる裏技とは?では続けられるコツをお伝えしています。
質の高い記事を書く時の考え方
では、離脱率が低く、滞在率が長い「質の高い記事」を書くためにはどうすればいいのでしょう?
それは、
「みんなではなく、特定の人に語る」
ことです。(ここ重要です)
つまり、さきほどの「きれい 床掃除 方法」というキーワードで記事を書く場合なら、
たとえばその中で・・・
床がきれいになるおすすめ洗剤について知りたい読者
に絞り、その読者に向けてとことん語るのです。(あなたは床の洗剤マニアになるのです(笑))
具体的には、その記事では「床洗剤の成分の話」から「世の中で人気の床洗剤の口コミや評判」、
あるいは「おすすめの床洗剤を最安値で購入できる場所」までとことん掘り下げるのです。
たしかに多くの検索者には刺さらないかもしれません。
ですが、「床洗剤」について知りたい読者様には確実に刺さる記事になるはずです。
タイトルも例えば
「鏡みたいにきれいになる床洗剤を使った掃除方法」
と少しフックがかかるようなものにすれば、「床洗剤」の情報が知りたい検索者のクリック率も上がるかもしれません。
結果として、床洗剤に特化した記事なので、離脱率が低く、滞在時間が長い記事となります。
すなわち、満足度が高いので「読者様に最後まですんなり読んでくれる記事」になるのです。
説得力のある記事の書き方も知りたくないですか?それなら説得力のあるブログ記事の書き方と例文を紹介【人狼編】もチェックしてみてください。
ブログでそもそも記事を書く目的とは?
ところで、そもそも論ですが、あなたがブログで記事を書く目的は何でしょう?
記事には大きく分けて2種類に分かれます。
- 最後まで読まれる記事
- 途中で離脱される記事
この2つです。
そして、途中で離脱される記事って本当に多いです。
でも、あなたも思い当たる節ありますよね?
なんとなくピンときたタイトルをクリックし、本文の前半をささっと親指で画面をスクロールします。
ですが、大して知りたい情報もなく、文章も面白くないとすぐに離脱しているはずです。
(他人の記事に対しては自分は平気でそうしているっていうのもなんだかですが・・・)
ブログへの流入はキーワードの検索ボリュームによるところもあります。
ですが、その記事が読まれているかはまた別の話です。
むしろ個人起業家さんは、アクセス数よりも、記事の離脱率や滞在時間を気にするべきです。
なぜならブログは、あなたと相手との「お見合い場所」みたいなものだからです。
ゆえに、その場所では、自分のキャラクター(個性や魅力、考え方、世界観)を伝え、相手に「気になる存在」になってもらわなくちゃいけません。
したがって、あなたのブログ記事も、本質はアクセス数を稼ぐことが目的ではありません。
自分の言葉で綴った文章が相手(見込み客)にちゃんと伝わり、「この人気になる!」と思ってもらい、信用を稼ぐことが目的なのです。
(重要なのはPV数じゃないんだよなぁ〜)
そして、仮に誰かの心を激しく揺さぶることができたとしたら、
きっと、その方はリピーターファンになってくれます。
つまり何が言いたいのかというと、
あなたが作るべきものとは、大量のPV数を確保するブログ記事ではなく、
たとえ少ない集客でも、1人・・・2人・・・と訪問者の心を確実に動かし、
徐々にリピーターが増えていくブログ記事を作ることなのです。
ちなみに見込み客の見つけ方については、【WEB集客】見込み客の正体とは?見つけ方と商品開発に失敗しない方法とコツで紹介しています。
ブログ記事作成時に失敗する思考パターンとは【まとめ】
怖いんです・・・。
これは、過去にお会いしたブロガーさんの言葉です。
その方は、「世の中にむけて自分の書いた記事を公開するのが怖いんです・・・」とおっしゃっていました。
理由は、価値のある記事はすでに世の中に溢れているので、
自分が書いた記事がそんなに価値あるものとは思えず、公開するのが怖いという感情でした。
たしかに、自信がないっていう気持ちはすごく分かります。
本当に自分の記事なんかが役に立つだろうか・・・と思っちゃいますよね(汗)
でも、それは考えなくていいですよ(^^)
なぜなら、記事を読むかどうかはあくまでも選ぶのは相手であり、
自分にとって価値があるかどうか判断するのも相手だからです。
そして人の価値観なんて十人十色であり、そもそも自分が書いた記事がすべての人において価値がないと決めつけることもナンセンスです。
大事なのは、みんなではなく、「ある特定の誰か」のために書き、丁寧に自分の言葉を文字に宿すことだと思います。
情報発信ビジネスを営む人の不安感は異常であり、
時には何を発信すべきか悩み、なかなかキーボートの上の両手が動かない時もあります。(僕ももちろんあります)
それでも壁を乗り越え、1つずつ丁寧に文字を積み重ねていけば、きっと自分の発信が誰かの心を打つことができるのではと思います。
そうすれば、きっと感謝のメッセージがあなたの元に届く日が来ます。
必ずです。
お互いがんばりましょう!
ブログ作りにおいて超重要なT字論はご存じですか?情報発信ビジネス|T字論とは?集客ブログは縦軸横軸を意識すればファンが増えるもチェックしてみてください。
また最後まで読んで下さりありがとうございました。
ケント
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